どうして日本で好調な「モンスターストライク」が中国市場でダメになってしまったか?

数日前、「モンスターストライク」(中国名:怪物弹珠)ゲーム内での公告により、2015年10月19日午前10時にサービス終了で、中国での配信を中止する。でも、今回は完全に中国から撤退することではなく、また他の会社と提携する可能性がある。どうして日本で大ヒットした人気タイトルが中国でいけなくなったか?

どうして日本で好調な「モンスターストライク」が中国市場でダメになってしまったか?
ゲーム内の公告

「モンスト」は、日本で2013年10月にリリースしてから、ユーザーがすでに2500万人を突破して、「パズルドラゴンズ」を超える大ヒット作になっている。中国では、大手ゲーム会社テンセント(腾讯)が独占提供し、2014年12月正式に配信開始した。12月5日に、応用宝(テンセントが運営するサードパーティアプリストア)でのダウンロード数が7万突破、12月13日、ダウンロード数が126に激増、最初は好調で、中国でも大ヒットになるかもしれないと当時皆がそう思っていた。が、2ヶ月後、段々落ち着いて不振になってしまった。9ヶ月を経って、いよいよ配信中止に。中国だけではなく、北米、韓国でも存在感が薄かった。

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中国でリリースしてからiOS売上ランキング推移

mixi社によれば、今回の配信停止は、提携先のテンセント社との方向性の違いが原因とのこと。同社がFACE TO FACE(顔の見える親しい間柄)のコミュニケーション要素を大切にしているのに対して、テンセント社がPCオンラインゲーム事業の延長にあるネット対戦システムを推進。要するに「助け合い」を大事にする同社の方針と、テンセント社の「勝ち負け」が矛盾するからバンド解散します、ということでしょう。

「モンスト」が中国に進出する当初、ジャイロゲームがプロデューサーの木村弘毅に取材した、当時木村氏が「モンスト」が中国での大活躍を期待していた。木村氏にゲームの遊び方、キャラクターのデザインなどのローカライズについて伺った。木村氏の話により、ゲームは文化であり、プレイヤーに合わせて、キャラクター等を少し変更してはいいが、遊び方を変更したくない。

日本のゲームを中国で配信するには、色々な問題がある。まずタイトルのIP(知的財産権)以外、デザイン、遊び方、コード等を変えなければならない。でも、「モンスト」のように、遊び方を変えたくないことで、両方が交渉するだけで時間がかかってしまう。両方が躊躇っているうちに、他の類似タイトルが出てしまう。

中国のプレイヤーは日本のプレイヤーより短気で、10分内で面白さが感じないとすぐやめてしまう。だから、日本のタイトルは有名なIPを持たないと、短気な中国プレイヤーに好まれないことに決まっている。それに、中国のプレイヤーはPVP(Player Vs Player)が好きで、日本ではPVE(Player VS Environment)が主流で、プレイヤーの好みが逆だ。例えば、中国で大ヒットしている「刀塔传奇」がPVPシステムを採用している。

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ジャイロゲーム(游戏陀螺)は、ゲーム業界で起業したい方々にサポートを提供することを理念として、価値のある記事を発表し、中国と日本のゲーム業界を繋げるように力を尽くします。

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担当者:Sunny

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